NTT東日本、生絞りジュース残渣を活用した地産循環型サイクル実現へ!
発表日:2022.11.08
東日本電信電話(NTT東日本)埼玉事業部は、日本オート・フォートと「食品廃棄物を活用した地域活性化モデルの実現に関する協定」を締結した。NTT東日本グループは、パーパス経営における具体策の一つに「地域活性化への貢献」を掲げ、さまざまな地域課題解決型プロジェクトに取り組んでいる。時間貸し駐車場事業者のニーズに応じたICT機能付き高機能自動販売機の設置や、観光地におけるWi-Fi対応飲料自動販売機の導入など、自動販売機(以下「自販機」)ベンダーとの連携事例も少なくない。埼玉事業部においても、自販機で犯罪被害者支援機関への寄付ができる仕組みづくりや、冷凍自販機で地域グルメをシェアリング販売し、さらにフードロス削減効果を検証するといったプロジェクトが進められている。日本オート・フォートは英国フォト・ミー・インターナショナル社の日本法人(本社:さいたま市)。本邦における⾃動証明写真機のパイオニアと称され、2021年9月にフレッシュな⽣搾りオレンジジュースが味わえる⾃販機(Feed Me Orange)の取り扱いを開始した。Feed Me Orangeは埼玉県内の⼤型商業施設や地域密着型スーパーマーケットに先行導入されている。最大350個の生オレンジを貯蔵し、1杯に3〜4個の⽣オレンジを消費する仕様となっているため、普及に伴う残渣(外皮など)の大量発生が懸念される。今回、両社は食品廃棄物の問題をそれぞれの視座から捉え、生絞りジュース残渣を活用した地産循環型サイクル実現に向けた取り組みを始動する。NTT東日本は、食品廃棄物の活用方法や地産循環型サイクルの検討を行い、日本オート・フォートは実廃棄物の提供とそれらの一次加工、物流調整・手配等を担う。生絞りジュース残渣のアップサイクル製品や、本協定に基づく取り組みのPR・営業・販売は共同実施するという。
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