農林水産省、消費者庁、環境省および全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会は、外食時「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンを実施する（令和5年12月～令和6年1月）。日本での「食品ロス」は、年間523万トンと推計されており、「食品ロスの削減の推進に関する法律」では、消費者・事業者・地方公共団体を含む様々な主体が連携し、国民運動として食品ロスの削減を推進していくとされている。環境省は、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動「デコ活」における「デコ活アクション」の一つとして食品ロス削減を呼び掛け、食品ロス削減等も含めた国民・消費者の行動変容、ライフスタイル転換を強力に後押しする。また、外食時に食べきることを目指すと共に、食べきれなかった場合に食べ残しを自己責任で持ち帰る「mottECO」に積極的に取り組んでいる自治体・事業者等のリストや取組事例を発信している。消費者庁では、外食を楽しみ、食べきることを実践するため、ポスターや三角柱を作成。農林水産省では、食品ロス削減国民運動のロゴマーク「ろすのん」を使った卓上ポップやポスターを提供するなど、普及啓発に取り組んでいる。