経済産業省は、「サステナブルな企業価値創造に向けたサステナビリティ関連データの効率的な収集と戦略的活用に関するワーキング・グループ（WG）」を設置する。気候変動や人権など、多様なサステナビリティ課題が顕在化・複雑化する中、企業は、サステナビリティを経営の中核に置き、経営の強靱性・持続可能性を高める取組を推進しており、投資家サイドにおいても、企業価値の持続可能性を評価するにあたり、財務情報とサステナビリティ情報を重視している。同省では、長期的で持続可能な企業価値創造に向けた経営・事業改革を検討するため、非財務情報の開示指針研究会の下部に、同WGを新たに設置する。第1回は12月13日に開催し、その後、月1回程度のペースで検討を行い、来春に中間整理行う予定。国内外での先進的な取組等を参考に、各課題に対する方策の検討を行うという。