環境省は、世界銀行・気候変動グループ・グローバルディレクターとの間で、パリ協定6条の実施に関する協力覚書の署名が行われたと発表した（署名日：令和5年1月26日）。これは、2019年に同省と世界銀行で締結した二国間クレジット制度（JCM）に関する協力覚書を更新するもので、今後、JCMをはじめとするパリ協定6条（市場メカニズム）の取組を含む国際的な質の高い炭素市場の構築に向けて連携し、世界全体の温室効果ガス削減に貢献する。同省と世界銀行は、それぞれのプログラム等を活用し、JCMの更なる拡充、及びパリ協定6条の実施を促進していく。1)パリ協定6条実施パートナーシップにおける協力、2)世界銀行市場メカニズム（PMI）を通じた取組、3)国際及び地域イベントを通じた連携等通じて、JCMの更なる拡充とパリ協定6条の実施を促進するという。