環境省、平成22年春のスギ・ヒノキ科花粉の飛散状況及び終息時期を公表
発表日:2010.04.16
環境省は、平成22年春のスギ・ヒノキ科花粉の飛散状況及び終息時期を公表した。同省は、花粉症に関する調査研究の一環として、平成16年度から飛散予測に関する調査研究を行っている。平成21年4月9日現在での今シーズンのスギ・ヒノキ科花粉総飛散量は、例年よりも大幅に少なかった。これは、今春は雨の日が多く、花粉が雨で流される等により、花粉総飛散量が予測より少なくなったためと考えられ、今後も多くの花粉が飛散する可能性は低いという。スギ花粉は、九州、中国、四国及び近畿地方では3月中旬から下旬に概ね終息し、北陸地方の南部、東海及び関東・甲信地方では4月上旬に終息。また、東北地方南部では4月下旬、東北地方北部と北海道は5月上旬に終息する見込み。一方、ヒノキ科花粉は、九州南部では4月上旬に終息し、九州北部、四国及び中国地方では4月中旬、近畿、東海地方及び関東・甲信地方の南部では4月下旬、北陸及び関東地方北部より北の地域では5月上旬にそれぞれ終息する見込みという。
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