栃木県那須町は、地域の情報サイト「ジモティー」を運営する（株）ジモティーと「循環型社会の形成に向けた連携と協力に関する協定」を締結した（締結日：令和5年9月6日）。同協定締結により、不用となった町有物品を販売するなど、リユースの啓発とごみの削減を通して持続的社会の実現に取り組む。今回、学校机や楽器のほか、人口減少のため廃校となった旧那須小学校学童保育施設の建物部分もジモティーに出品される。旧那須小学校学童保育施設は平成13年度に建築され、主に旧那須小学校の児童が利用していた。同小学校の廃校に伴い、平成30年度に学童保育施設も閉館。施設の再利用の予定がないことから取り壊しが決定されていたが、場所を移して再利用される可能性を把握するため、ジモティーへの出品を試みる（出品予定日：令和5年10月中旬頃）。同町は公式HPや広報紙などでジモティーを紹介し、リユース意識の向上を図る。なお、ジモティーを利用する取組みは、栃木県内では初となる。