環境省は、第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の受賞者を決定したと発表した。令和元年10月4日にESG金融の普及・拡大に向けて創設した同賞は、ESG金融に積極的に取り組む金融機関、諸団体や環境サステナブル経営に取り組む企業を評価・表彰し、その内容をESG金融や環境サステナブル経営に取り組む多くの関係者と共有することを目的としている。今回、令和5年9月8日から10月27日まで募集を行い、学識経験者、環境金融関連の有識者で構成されるESGファイナンス・アワード・ジャパン選定委員会による審査の結果、環境大臣賞・金賞6件、銀賞12件、選定委員長賞・銅賞14件、特別賞6件を決定した。今回から、同省が重視する3大テーマ別に、企業・団体等を部門横断的に表彰するテーマ別賞（選定委員長賞）を新たに設立、カーボンニュートラル賞に、東京ガス（株）、サーキュラーエコノミー賞に芙蓉総合リース（株）を選出した。なお、ネイチャーポジティブ賞は該当なしとなっているという。