第9回全国ユース環境活動発表大会、栃木・矢板高校「放牧牛」で環境大臣賞
発表日:2024.02.05
環境省は、環境活動を行っている全国の高校生を対象とした「第9回全国ユース環境活動発表大会(全国大会)」の審査結果を公表した(開催日:令和6年2月4日)。同大会は、同省、独立行政法人環境再生保全機構、国連大学サステイナビリティ高等研究所で構成される全国ユース環境活動発表大会実行委員会を主催として、未来を創るユース世代の活動について、優れた環境活動事例を発表する場を設けるとともに、表彰等を行うことで、実践活動サポートを目的としている。今回応募があった115件から、審査が行われ、1)環境大臣賞:栃木県立矢板高等学校、2)環境再生保全機構理事長賞:熊本県立熊本農業高等学校、3)国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞:青森県立名久井農業高等学校、4)高校生が選ぶ特別賞:玉川学園高等部、5)先生が選ぶ特別賞:熊本県立南稜高等学校、他11件の受賞が決定した。環境大臣賞を受賞した、栃木県立矢板高等学校の取組は、「未来へつながる放牧牛 ~ビーフダイバーシティと避難放牧~」をテーマに、輸入飼料に頼らず、自然の草を食べて育つ「放牧牛」に注目、放牧場そのものを付加価値とした「SDGsブランディング」による放牧牛の流通・販売や、放牧場が地域の家畜たちの避難所となる家畜防災システム構築となっている。
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