神戸市は、「神戸ゼロカーボンアイデア」事業について、表彰式と発表会を開催した（開催日：令和4年9月11日）。同事業は、2050年カーボンニュートラル実現に向け、多くの市民意見を集約した計画づくりにより、市民活動を活発化することを目的としている。将来にわたって気候変動対策を推進していく若い世代を中心に取り組みを進めるため、学生等を媒介として市民意見の集約し、自ら計画を立案・提案する仕組みを導入し、「神戸市地球温暖化防止実行計画」改定の参考とする。令和4年6月23日から7月29日まで募集したところ、4グループからゼロカーボンアイデアの応募があり、最優秀賞に「カギケノリを神戸の海で育て、牛の飼料に混ぜることで、カギケノリの取り組みと牛によるメタン発生抑制の二つの効果をはかる「Re.colab KOBE」が選出された。優秀賞に市民から無作為抽出したメンバーで「神戸版気候市民会議」を開催し、2050カーボンゼロに向けた取組を検討・市へ提言する「KOBE気候市民会議を考える会」が選定されたという。