PFOS・PFOAの認知度は約3割(整水器メーカーの調査より)
発表日:2024.06.03
家庭用整水器の国内シェアNo.1を誇る日本トリムは、全国の15歳から70代の男女500名を対象とする「飲用水とPFASに関するアンケート調査」を実施した。同調査によると、普段飲む水の安全性について気になる(63%)との回答が多く、日常的に飲んでいる水については水道水が55%と最も多く、次いでペットボトルの水(43%)、浄水器の水(26%)の順となった。「人体や環境への有害性が問題視されているPFAS(PFOS・PFOA)について聞いたことがありますか?」という設問については、「はい」(29%)、「いいえ」(71%)という回答比となった。前者(146人)に対し、「何か対策をしていますか(複数回答)」と尋ねたところ、1位は「ペットボトルの水・ウォーターサーバーの水を飲む」(36%)、2位は僅差で「対策をしていない/対策方法がわからない」(34%)となり、対策や自衛手段の認知・理解度が低いことが伺えた。“永遠の化学物質”と呼ばれ、世界中で問題視されているPFASに対して、国は管理の強化等を進めており、業界では浄水器や整水器のPFAS除去性能等試験方法を変更するなどし、水の安全性に対する意識啓発を図りつつ、消費者の選択行動を促している。
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