(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、「洋上風力発電システム実証研究」の委託先を決定
発表日:2010.05.19
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「洋上風力発電システム実証研究」を東京電力(株)に委託することを決定したと発表した。洋上風力発電システムは、欧州では既に200万kwが導入されており、我が国でも風力発電導入拡大に向けた有効なアプローチの一つとして期待されている。この事業は、洋上風車を実海域に設置し、日本に適した洋上風力発電システムの開発や、その実証を行うもの。具体的には、平成21年度から開始している「洋上風況観測システム実証研究」と合わせて、千葉県銚子市沖3kmの地点に洋上風車実機を設置し、日本の気象・海象条件に適した洋上風力発電システムの開発、保守管理技術の開発、設計指針(案)の作成、及び環境影響評価等の実証研究を行う。なお、同事業で得られた成果は、設計指針案などとしてまとめ、広く情報公開することで、国内の洋上風力発電の普及を後押しするとともに、関連産業の国際競争力強化を図るという。
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