愛知県蒲郡市と同市に本社を置く竹本油脂、スパークプラグ・セラミックス製品のメーカーとして広く知られる日本特殊陶業らは、CO2の地産地消と利用を促進する「地域CCU®プロジェクト」を展開している（2024年2月～）。このプロジェクトは、地方創生プロジェクトを手掛ける新東通信がコーディネートしたもので、焙煎ごま油の製造工程から排出されるCO2を分離・回収し、ハウスみかんの成長促進ガスとして利用することで、循環経済の実現を目指している。今回、プロジェクトの成果であるハウスみかん（商品名：地域CCU®温室みかん）が順調に成長し、収穫の時を迎えたことから、蒲郡市民や市内・市外の事業者を対象とする販売イベントが開催される。8月1日から5日にかけて、地域CCU®温室みかん（1箱2個入り）をJA直売所・グリーンセンター蒲郡、複合リゾート施設・ラグーナテンボスなどで販売するとともに、各所でプロジェクトの解説やパネル展示も行われる予定だ。