ゲリラ豪雨が傘の落とし物・忘れ物を増加させている?!
発表日:2024.07.24
東京都内で警察に届けられた落とし物のうち、約31%は遺失者に返還され、約34%は拾得者に引き渡されている。残る約35%は自治体に帰属するか、廃棄・任意提出という形で処分される(出典:警視庁「遺失物取扱状況」物品点数ベース)。近年、鉄道やバスの車内、駅などで見つかった遺失物・拾得物(忘れ物)を、法定の保管期間が過ぎた後にリユース・リサイクルする取り組みが進められていることをご存知だろうか。---紛失防止IoTデバイスやアプリを提供するMAMORIOが行った全国調査によると、「雨の日によく忘れるもの」として長傘(68.1%)、折りたたみ傘(33.1%)、ハンカチ・タオル(12.2%)が挙げられている(複数回答可)。また、過去1年間で傘を紛失した経験については、1~2回が25.0%、3~5回が7.1%、6回以上が2.4%であった。同社は、ゲリラ豪雨の頻発・常態化により、梅雨や秋雨のシーズン以外でも傘を持ち歩く機会が増えた結果、傘の落とし物や忘れ物が増加したと見ている。