三大都市圏の鉄道混雑率、2023年度は5~13ポイント増加
発表日:2024.08.02
国土交通省は「都市鉄道の混雑率調査結果(令和5年度実績)」を公表した。この調査は、通勤通学時間帯における鉄道の混雑状況を把握するために毎年度実施されているもの。全国のJR、地下鉄、民鉄、モノレールなどを対象に、最も混雑する区間や時間帯の「混雑率」を計算している。JR東日本・山手線外回りの上野-御徒町区間の場合、最混雑時間帯は7:43~8:43であり、その際の輸送人員34,530人を列車の輸送力27,659人で割り、混雑率は125%と算出される。今回、東京圏31区間の平均混雑率は136%で、令和4年度の123%から13ポイント増加した。また、大阪圏20区間は6ポイント、名古屋圏8区間は5ポイント増加した。---令和2年度以降、三大都市圏の平均混雑率は緩やかに上昇している。しかし、昭和50年代の200%超やコロナ禍前の130~170%というレベルには至っていない。国土交通省は有識者の意見を踏まえ、「混雑率の目安」を示している。100%は「座席につくか、座席前の吊革やドア付近の柱につかまることができる」状態、150%は「肩が触れ合わない程度で、ドア付近に人が多くなる」状態と表現している。