東京メトロとJパワー、バーチャルPPAでCO₂削減へ
発表日:2024.09.17
東京メトロ、電源開発(Jパワー)および同社のグループ会社・ジェイソーラーは、2024年8月8日にバーチャルPPA(再生可能エネルギーに係る非化石証書譲渡契約)を締結した。バーチャルPPAは、需要家が敷地外の専用発電所で発電された再生可能エネルギーの環境価値のみを調達する契約形態である。この契約により、東京メトロは姫路市大塩太陽光発電所から年間約390万kWh分の環境価値を20年間にわたり提供され、年間約1,521t-CO₂の排出量削減が見込まれる。東京メトロは「メトロCO₂ゼロ チャレンジ 2050」を掲げ、2030年度までにCO₂排出量を2013年度比で50%削減し、2050年度には実質ゼロを目指している。Jパワーは、バーチャルPPAをはじめとする再生可能エネルギー事業の加速を狙っている。