ブルーインフラ賞、離島の小中一貫校におけるアマモ保全活動など
発表日:2025.01.29
国土交通省は、第2回全国海の再生・ブルーインフラ賞の授賞者を発表した。この表彰制度は、(一財)みなと総合研究財団によって令和5年度に創設された。海辺の環境改善やカーボンニュートラルの実現等に貢献する活動を称え、ブルーインフラ(藻場・干潟等及び生物共生型港湾構造物)の拡大に寄与することを目的としている。──国土交通大臣賞には「佐久島の海を守る~子どもたちが主体で行うアマモの保全活動~(愛知県西尾市立佐久島しおさい学校)」が選ばれ、みなと総研賞には「岩手県洋野町における増殖溝を活用した藻場の創出・保全活動(岩手県洋野町)」と「関西国際空港 豊かな藻場環境の創造(関西エアポート株式会社)」が選定された。──令和7年2月26日に中電ホール(名古屋市東区)で授賞式が開催される。海辺の環境再生に取り組む活動団体の情報共有等の場とするため、同省主催の「第19回海の再生全国会議in伊勢湾」と併せて実施するという。