ヤマハ発動機（株）は、次世代都市での移動手段としてのニーズに適う、環境性能に優れた電動二輪車（エレクトリック コミューター）の新製品を、2010年9月1日より首都圏で、10月1日より全国で発売すると発表した。この製品は、独自の超薄型パワーユニットと三洋電機（株）製の高エネルギー密度50V新リチウムイオンバッテリーの採用により、電動ならではの排出ガスゼロ（ゼロエミッション）に加え、静かで滑らかな走行性能を実現。また、一充電当たりの走行距離43km（30km/h定地走行）を確保し、都市部での近距離移動に適した機能・走行性能を装備している。さらに、家庭用のアース付きAC100Vコンセントで充電可能なプラグイン充電方式や、良好な取り回し性に貢献する軽量アルミ合金製フレームなども採用。同社の中期成長戦略で掲げた「スマートパワー」（環境性能に優れた次世代動力源）を具現化する製品であるという。