キッコーマン(株)、カリフォルニア工場で三菱電機(株)の太陽電池モジュールを用いた太陽光発電システムを稼働
発表日:2010.08.25
キッコーマン(株)は、米国内のグループ会社であるキッコーマン・フーズ社が、カリフォルニア工場に隣接する駐車場の屋根上に、三菱電機(株)の無鉛はんだ太陽電池モジュール576枚を用いた太陽光発電システム(約106kW)を導入し、2010年9月下旬より稼働開始すると発表した。米国では、エネルギーコストの上昇や環境貢献意識の向上などから、製造業や小売業を中心とした商業分野で太陽光発電システムの導入が進んでおり、特に日射量が多いカリフォルニア州では、連邦政府の税制優遇制度に加え、州による補助制度が導入を後押ししている。こうした中、キッコーマン・フーズ社は、非再生可能エネルギーへの依存度を下げるため、カリフォルニア工場への太陽光発電システムの導入を決定。その年間発電電力量(期待値)は150,000 kWhで、発電電力は主に、工場内の製造ラインや照明、空調用に使用され、工場非稼働時などの余剰電力は売電する予定。なお、三菱電機の無鉛はんだ太陽電池モジュールは、環境負荷が小さく実質発電量の高い点が高く評価されたという。
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