環境省、広島市におけるコミュニティサイクル社会実験を実施
発表日:2010.12.15
環境省は、広島市をフィールドとして、新たな認証決済システムを用いたコミュニティサイクルの社会実験を実施すると発表した。広島市では、「自転車都市ひろしま」を掲げ、地球環境にやさしく手軽で便利な交通手段である自転車について、利用環境を整えるなど総合的な施策を進めている。今回、同省「平成22年度地球温暖化対策技術開発等事業(競争的資金)」に採択された「ダイバーシティ認証決済システム構築による自転車シェアリングサービスに関する技術開発」の一環として、広島市および国土交通省との連携の下、本格導入に向けた検証を行う。具体的には、同市内にICTを活用した無人管理型サイクルポートを10ヶ所程度設置し、利用者は、サイクルポートのラックに備え付けられたカードリーダにICカード会員証をかざすことにより利用が可能(有料)となる。実施期間は、平成23年2月から約2年間を予定し、実施期間中、利用者ニーズなどを踏まえ、サイクルポートの配置や規模の調整に柔軟に対応していくという。
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