テュフ ラインランド ジャパン（株）（TUV）と日本ノーベル（株）は、データセンター向けエネルギー効率改善サービスを共同で提供することで合意し、2010年12月20日にパートナーシップ契約を締結した。TUVはドイツにおけるエネルギー効率の評価・認証に関して豊かな経験を有し、日本ノーベル社は、日本のICT業界における長年の経験と深い知識がある。今回両社が提供するサービスは、エネルギー効率を測る数値指標（例：エネルギー使用効率＝PUE、二酸化炭素排出量）の評価に加え、対象となるデータセンターにおけるエネルギーマネジメントシステムの状況や、その品質マネジメントシステムへの組み込み状況などを評価し、審査に合格した企業に「エネルギー効率優良データセンター」の認証書を発行するもの。日本において、独立した第三者機関がデータセンター向けにエネルギー効率の評価・認証を行うのは初めてとなる。両社は、「データセンターのエネルギー効率」の評価・認証を通じ、企業のエネルギー利用を長期にわたって最適化することを目指すという。