豊田市低炭素社会システム実証推進協議会、実験用モデル住宅でエネルギーマネジメントシステムの試験運用を開始
発表日:2011.06.30
豊田市低炭素社会システム実証推進協議会は、実証プロジェクトの実験用モデル住宅(スマートハウス)が完成し、家庭用エネルギーマネージメントシステム(HEMS)の試験運用を開始したと発表した。同実証プロジェクトは、経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証事業」として選ばれており、生活者を主体として、1)「家庭内および外出先」でのエネルギー利用の最適化、2)省エネと生活の質(QOL)の両立、3)低炭素交通システムの構築、を目指すもの。今回、豊田市東山地区・高橋地区の実証住宅における実験開始(平成23年9月)に先立ち、実験用モデル住宅でシステムの試験運用を行う。実証住宅では、HEMSによって、家庭内の創エネ機器(太陽光発電、燃料電池など)や蓄エネ機器(家庭用蓄電池・エコキュートなど)、次世代車両(PHV・EV)、スマート家電をつなぎ、家庭単位での電力需給、機器制御の最適化と見える化を行う。HEMSに連携制御された蓄電池は、家庭の電力消費の低コスト化・低炭素化を促すとともに、災害時等の非常電力源となるという。
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