新潟県、平成24年版「新潟県の環境」(環境白書)を作成
発表日:2012.09.11
新潟県は、平成24年版「新潟県の環境」(環境白書)を作成したと公表した。同書は、新潟県環境基本条例第8条に基づき、平成23年度における新潟県の環境の現状と環境保全の施策を公表するもの。平成23年度の環境の状況は、大気や水質等の環境質については、光化学オキシダント(光化学スモッグ)など、一部で環境基準未達成の項目や地域もあるものの、概ね良好であった。温室効果ガス排出量(平成22年度)は、前年度に比べ1.3%減少、基準年(平成2年度)に比べ2.4%減少した。また、トキの野生復帰は、平成20年9月から平成24年6月までに計6回91羽を放鳥し、平成24年4月に36年ぶりの野生下でのヒナ誕生、5月に38年ぶりの巣立ちを迎えた。一方、環境保全施策は、平成19年3月策定の新潟県環境基本計画に基づいて、「県民の参加・協働で環境保全に取り組む社会づくり」など6つの柱に沿って体系的かつ重点的に展開したという。
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