住友スリーエム(株)、屋外側のガラス面への施工が可能になった日射調整フィルムを発売
発表日:2011.10.04
住友スリーエム(株)は、屋外側のガラス面への施工が可能になった日射調整フィルムを2011年10月4日より発売すると発表した。2011年に発生した東日本大震災以降、省エネルギーや節電への意識が高まっている中、ガラスに貼付することで日射(赤外線)を遮蔽し、室温上昇の抑制や空調負荷の低減に寄与できるウインドウフィルムへの注目が高まっている。しかし、オフィスや商業施設におけるアトリウムや吹き抜けの天窓などは、室内側からの施工(内貼り施工)のための足場作りやコストの課題があり、店舗等の外壁ガラスでは、室内に固定式のカウンターや棚が備え付けられている場合に、内貼り施工が困難などの課題があった。今回発売する製品は、耐候性のある表面保護膜を用いることで、従来の製品が持つ光学特性を損なわず、屋外側のガラス面への使用を可能にした。これにより、内貼り施工が出来なかったさまざまな場所への施工が拡充できるようになるという。
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