本田技研工業（株）は、ミニバン・ハイトワゴンのハイブリッド車などを発売すると発表した。同社では、独自のパッケージング技術と、軽量・コンパクトなIMA（インテグレーテッド・モーター・アシスト）システムの利点を活かし、さまざまなタイプにハイブリッド車を展開してきた。今回発売するのは、1）ミニバン・ハイトワゴンとして、初めてのハイブリッド車、及び2）すでに発売されているハイブリッド車をマイナーモデルチェンジしたもの。1）は、優れたパッケージング技術に軽量・コンパクトなIMAシステムを組み合わせることで、居住性や使い勝手の良さはそのままに、クラストップレベルのJC08モード走行燃料消費率21.6km/L、10・15モード走行燃料消費率24.0km/Lの低燃費を達成した。2）は、外観デザインの変更や内装の質感向上を図るとともに、エンジンのフリクション低減技術などにより、燃費性能をJC08モード走行燃料消費率27.2km/L、10・15モード走行燃料消費率31.0km/Lに向上させた。