富山県は、富山県リサイクル認定制度に基づくリサイクル製品等の平成23年度前期認定結果と後期公募開始を発表した（公募期間（後期）：平成23年10月24日（月）～11月30日（水））。同県では、循環型社会の形成を促進するため、平成14年度から｢富山県リサイクル認定制度｣により、廃棄物を利用して製造されるリサイクル製品や廃棄物の減量化・リサイクル等に積極的に取り組む店舗及び事業所を認定している。同認定制度は、1)リサイクル製品：原則として県内で発生する廃棄物を使用し、県内で製造加工されるリサイクル製品、2)エコショップ：リサイクル製品の販売やレジ袋の削減など、環境に配慮した取組みに積極的な店舗、3)エコ事業所：廃棄物の発生抑制や循環的利用など、環境に配慮した事業活動に積極的に取り組んでいる事業所、を対象とする。今回、平成23年度前期認定では、1）北陸ポートサービス（株）の廃樹皮・剪定枝葉・刈草・茶カスを混合して発酵させた土壌改良材など3社3製品、2）ドラッグストアとして初めて1店舗（クスリのアオキ根塚店）が、認定された。これにより、1）75製品、2）66店舗、3）15事業所となった。認定されたリサイクル製品等は、県のホームページやパンフレット等でPRされるという。