香川県は、廃棄物処理に関する基本的方策を示した「香川県廃棄物処理計画」を策定したと発表した。同計画は、「資源の消費を抑制し、環境への負荷の少ない『循環型社会』の構築」という基本目標のもと、「廃棄物の発生抑制（リデュース）の推進」、「再使用（リユース）、再生利用（リサイクル）の推進」、「廃棄物の発生抑制」を施策の柱として、廃棄物に関する各項目について、計画期間最終年度（2015年度）における目標値を設定している。なお、一般廃棄物（し尿を除く）の一層の削減のためには、一人ひとりの削減への取組みが欠かせないとして、項目について、「廃棄物の総排出量」、「リサイクル率」、「最終処分量」に加え、新たに「1人1日当たりの排出量」を設定している。同県では、廃棄物の排出・処理状況等に関する実態調査を定期的に行うとともに、同計画に掲げた施策の進捗状況を検証し、必要に応じ施策や事業の見直しを行いながら、計画の達成を目指すという。