NEDO、スペインにおけるスマートコミュニティ実証事業を開始
発表日:2012.01.27
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、スペインにおけるスマートコミュニティ実証事業を開始すると発表した。スペインでは、国全体のエネルギー消費量の約40%を交通分野が占めており、そのほとんどが化石燃料によるもので、CO2およびエネルギー消費量の削減への対応策として2014年までに電気自動車(EV)の総車両登録台数を25万台に引き上げる目標を掲げている。同実証事業は、スペイン・マラガ市で展開されているスマートシティマラガプロジェクトと連携しつつ、今後のEVの大量導入・普及時に対応するEVインフラ(急速充電器およびそれらを管理する管理センター)や、EV給電安定化に必要な電力マネジメントシステム、さらにはEVインフラと電力マネジメントシステムの連携を可能にするICTプラットフォーム等に関する実証を行うもの。今回、三菱商事(株)、三菱重工業(株)および(株)日立製作所の3社が、2011年3月より実施した事前調査(FS調査)の結果に基づき、同実証事業の委託先として採択された。事業期間は、2016年3月末まで。
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