(独)国立環境研究所、「第27回全国環境研究所交流シンポジウム」開催報告を公表
発表日:2012.02.20
(独)国立環境研究所は、平成24年2月15~16日に同研究所で開催した「第27回全国環境研究所交流シンポジウム」の報告を公表した。同シンポジウムは、地方環境研究所と国立環境研究所の研究者間の交流を図り、共同研究等の新たな展開に役立てること等を目的に、昭和61年以来、毎年度開催されているもの。今回は、「災害と環境(放射性物質汚染問題を含めて)」と題し、延べ139名が参加。東日本大震災をはじめとする近年の災害によって引き起こされた環境変化に関連して、広範な発表があった。1日目は、国立環境研究所の大垣理事長による「第3次中期計画で国環研が目指すもの」の講演や、環境省環境研究技術室の長坂室長による基調講演「東日本大震災と環境省の取組」に続いて、東日本大震災に関する二つのセッション(災害廃棄物、放射性物質の環境汚染)で合計7つの講演とセッション毎の総合討論が行われた。また、2日目は、「災害と環境」についてのセッションで合計6つの講演と総合討論が行われた。