環境省、沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況(平成24年10月末現在)を公表
発表日:2012.11.16
環境省は、東日本大震災の被災3県沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況(平成24年10月末現在)を公表した。岩手県、宮城県、福島県の沿岸市町村では、東日本大震災の地震や津波などの被害で発生した災害廃棄物が大量に発生した。今回の進捗情報によると、災害廃棄物1,802万トンのうち、538万トン(約30%)の処理を完了。9月末(494万トン(約27%))と比較すると約44万トン増加した。市町村別には、岩手県洋野町、普代村、大船渡市、宮城県利府町、松島町、宮城東部ブロック(塩釜市、七ヶ浜町、多賀城市)については、処理・処分割合が5割を超えている。また、津波堆積物956万トンのうち、107万トン(約11%)の処理を完了し、9月末(89万トン(約9%))と比較すると約18万トン増加した。さらに、広域処理を実施済み、実施中、又は受入量決定済みの事業は、1都9県50件となり、広域処理済量は約14万トンとなった。
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