国土交通省、平成23年度全国における「緑のカーテン」の取組状況を公表
発表日:2012.05.02
国土交通省は、平成23年度全国における「緑のカーテン」の取組状況を公表した。都市の緑の持つ機能のうち、気温の低減効果やヒートアイランド現象の緩和等については、近年一層着目されており、昨年の東日本大震災に伴う電力供給不足から、建物内の温度を低く保ち、節電に効果を発揮する壁面緑化である「緑のカーテン」が注目されている。「緑のカーテン」とは、アサガオやゴーヤ、ヘチマのようなツルが何かに巻きついて伸びる種類の植物(ツル性植物)を建築物の壁面を覆うように育てて、緑化を行うもの。同省では、「緑のカーテン」の取組を推進し、平成23年度は緑のカーテンのフォーラムを開催したほか、地方公共団体の取組について初の全国調査を実施した。同調査の結果、全国の約8割の都道府県内で「緑のカーテン」への取組みが実施されていることや、政令市の約9割が取組んでいることが明らかとなり、「緑のカーテン」の取組みが全国に広がっている状況が確認されたという。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS