環境省、第4次レッドリストを公表
発表日:2012.08.28
環境省は、第4次レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)を公表した。同リストは、日本に生息又は生育する野生生物について、専門家で構成される検討会が、生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を科学的・客観的に評価し、その結果をリストにまとめたもの。今回、平成20年度より見直し作業を進め、9分類群(汽水・淡水魚類を除く)について、新たなレッドリスト(第4次レッドリスト)を取りまとめた。絶滅のおそれのある種として掲載された種数は、9分類群合計で3,430種(これまでは3,011種(第3次リスト:平成18~19年公表))となった。同省では今後、新たなレッドリストの周知に努めるとともに、必要な保護対策について検討していく。また、レッドリスト掲載種について解説したレッドデータブック(現行のものは平成12~18年に発行)の改訂作業を進め、平成26年に公表する予定という。
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