環境省は、エコアクション21業種別ガイドライン（地方公共団体向け）を新たに策定したと公表した。エコアクション21は、平成8年に同省によって策定された、環境マネジメントシステム、環境パフォーマンス評価及び環境報告をひとつに統合した取組で、エコアクション21に取り組むことにより、中小事業者でも自主的・積極的な環境配慮に対する取組が展開でき、かつその取組結果を「環境活動レポート」として取りまとめて公表できるように工夫されている。今回策定されたガイドラインは、平成23年6月に策定された「エコアクション21ガイドライン 2009年版（改訂版）」に基づき、策定されたもの。主に地方自治法で規定される普通地方公共団体（都道府県及び市町村）及び特別地方公共団体（特別区、地方公共団体の組合、財産区及び地方開発事業団）を対象とし、環境経営システムを構築するにあたり、必要な事項や方法を取りまとめている。