環境省は、特定家庭用機器再商品化法（家電リサイクル法）に基づく、平成19年度における家電リサイクル実績を公表した。その結果、全国の指定引取場所において引き取られた廃家電4品目（エアコン、ブラウン管式テレビ、電気冷蔵庫・電気冷凍庫、電気洗濯機）は、約1,211万台（前年比約4.3%増）であった。また、再商品化等の状況については、エアコンで87%（法定基準60%）、ブラウン管式テレビで86%（同55%）、電気冷蔵庫・電気冷凍庫で73%（同50%）、電気洗濯機で82%（同50%）と、法定基準を上回る再商品化率が引き続き達成された。前年度比では、エアコン1ポイント増、ブラウン管式テレビ9ポイント増、電気冷蔵庫・電気冷凍庫2ポイント増、電気洗濯機3ポイント増となっており、着実に増加している。なお、これらのリサイクル実績については、家電メーカー各社及び（財）家電製品協会から公表されている。