（株）東芝、日立造船（株）、（一財）日本気象協会、JFEスチール（株）、住友電気工業（株）、東亜建設工業（株）、東洋建設（株）の6社1協会は、洋上風力発電建設技術および事業化に関する共同研究会として「地域振興型アクア・ウィンド事業化研究会」を設立したと発表した。洋上風力発電は、再生可能エネルギーの一つとして温室効果ガス削減の観点からも注目され、洋上は平均風速が大きいことや乱れが小さいことから、安定的・効率的な発電が見込まれている。同研究会では、地域協調や地域経済の活性化など地域振興に寄与する洋上風力発電事業の実現に向けた調査・検討を行い、各社の特性や技術力、知識を結集して洋上風力発電に関する事業提案を行うことを目的としている。主な活動内容として、1）着床式洋上風力発電事業に関する事業提案のため、フィールドの選定や風況観測を実施、2）浮体式洋上風力発電の技術開発と実証試験に向けた取り組み、を行うという。