環境省と国土交通省は、災害等非常時にも効果的な港湾地域低炭素化推進事業（実証事業）の二次募集を開始すると発表した（公募期間：平成24年11月5日～12月3日）。同事業は、両省が連携し、港湾空間の温室効果ガス削減を推進し、非常時においても港湾への電力供給を可能にする仕組みについて、その企画・検討及び効果の実証を委託するもの。対象とする検証項目は、1）港湾空間における温室効果ガス削減効果、2）非常時における港湾機能確保のための、電力供給の安定性・確実性、3）実証事業対象システムの適切な規模及び設置場所等、4）事業性及び国内外への港湾地域への波及性、である。事業期間は、平成24年度～平成26年度までの原則3年間。両省では、同事業により得られた実証結果を基に、港湾における再生可能エネルギーの利活用を推進していくという。