環境省は、「平成24年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査・対策技術検討調査」対象技術の評価結果を公表した。同調査は、土壌汚染の調査・対策技術の開発や普及の促進を図るため、実証試験段階にある低コスト・低負荷型の土壌汚染調査・対策技術について、実証試験及び技術評価を行うもの。今回、平成24年度に選定された以下の2件の技術について、実証試験と技術評価が行われた。1)大成建設(株)の「難分解性のシアン化合物に対する原位置浄化対策技術」、2)(株)大林組の「微細な酸化鉄粒子の注入による汚染拡散防止壁の形成」。その結果、両技術ともに、実証試験で確認できない効果があったため、さらなる検討・実証が必要であると評価された。なお、平成24年度は、土壌汚染対策法に定める特定有害物質、ダイオキシン類及び鉱油類により汚染された土壌の調査及び対策に資する実証試験段階の技術を対象とした。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | ダイオキシン | 土壌汚染 | 環境省 | 大成建設 | 大林組 | 難分解性 | 特定有害物質 | 鉱油 | シアン化合物 | 酸化鉄 |
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