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 環境省、「平成23年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査」対象技術の評価結果を公表

発表日:2012.04.20


  環境省は、「平成23年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査・対策技術検討調査」対象技術の評価結果を公表した。この調査は、土壌汚染の調査・対策技術の開発や普及の促進を図るため、実用段階にある低コスト・低負荷型の土壌汚染調査・対策技術について、実証調査及び技術評価を行う事業。今回、平成23年度に選定された、新日鉄エンジニアリング(株)の「ハイブリッドスパージングにおけるオゾンによる鉱油類汚染土壌の浄化」について、実証調査と技術評価が行われた。その結果、実証試験では、オゾンによる重質油の油分濃度の明確な低減結果が確認できなかったため、同技術については、技術の有効性、適用条件、適用方法についてさらなる検証が必要であると評価された。なお、平成23年度は、土壌汚染対策法に定める特定有害物質、ダイオキシン類及び鉱油類により汚染された土壌の調査・対策技術として、上記を含め2件が選定されたが、震災の影響により、1技術については実証試験場所の確保が困難となったため、途中辞退となっている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード ダイオキシン | 土壌汚染 | 環境省 | 新日鉄エンジニアリング | オゾン | 土壌汚染対策法 | 特定有害物質 | 鉱油
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