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 環境省、低濃度PCB廃棄物の焼却実証試験を実施

発表日:2013.06.13


  環境省は、低濃度PCB廃棄物の焼却実証試験を実施すると発表した(実施期間:平成25年6月18日~20日)。同省では、低濃度PCB廃棄物の処理体制の整備を図るため、平成17年度から同実証試験を行ってきており、今回も処理体制の検討に向け、処理の安全性及び確実性を確認する観点から、神戸市及び産業廃棄物処理施設の設置者である神戸環境クリエート(株)の協力を得て試験を実施する。同試験では、低濃度のPCBを含む防護具類、紙・木、ウエス、廃プラスチック類、廃活性炭、廃アルカリ等及び微量PCB汚染絶縁油を焼却し、処理後の燃え殻、ばいじん、排ガス及び周辺大気等のPCB濃度等を分析することにより、周辺環境に影響を及ぼすことなく安全かつ確実に処理されていることを確認する。同試験実施に当たっては、廃棄物処理、分析、健康影響等に関する専門家の助言を得ながら、燃焼ガスの温度を850℃以上に保ちつつ、2秒以上滞留させて焼却を行うという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 環境省 | PCB | 廃棄物 | 実証試験 | 焼却 | 神戸市 | 健康影響 | 神戸環境クリエート
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