環境省は、平成25年度東日本の自然公園内における湧水等の放射性物質モニタリング調査(第1回)の測定結果を公表した。同省では、モニタリング調整会議で決定された総合モニタリング計画に基づき、継続的に水環境の放射性物質モニタリングを実施している。今回、山形県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県の自然公園内(国立公園、国定公園、県立自然公園)にある湧水など、公園利用者に飲用される水場等25地点(国立公園:9地点、国定公園:6地点、県立自然公園:10地点)(平成25年7月16日~19日実施分)について、測定結果を公表した。これによると、放射性ヨウ素、放射性セシウムは、全地点で不検出(検出下限値:1Bq/kg)であった。同省では、今後も関係機関と調整を行い、継続的に自然公園内(国立公園、国定公園、県立自然公園)の湧水等の放射性物質モニタリング調査を実施するという。