環境省は、平成26年7月10日に開催された、第4回「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)の開催結果を公表した。UNDB-Jは、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で採択された「愛知目標」の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取り組みを推進するため、平成23年9月に設立された。今回の委員会では、「生物多様性アクション大賞2014」や、UNDB-Jが推薦する子供向け図書「生物多様性の本箱」の普及や寄贈など、今年度の実施計画が承認された。また、各委員からは85項目に及ぶ取組の報告があった。さらに、中間年である2015年に向けてUNDB-Jの取組を見直すなど活動を充実させるための意見交換が行われた。