環境省は、平成27年11月6日に滋賀県大津市で開催された「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)第5回生物多様性全国ミーティング」の開催結果を公表した。UNDB-Jは、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で採択された「愛知目標」の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取り組みを推進するため、平成23年9月に設立された。今回の全国ミーティングでは、東京都市大学教授の涌井史郎氏による基調講演や、UNDB-Jキャラクター等による「生物多様性キャラクター応援団共同宣言式」、委員会が推奨する認定連携事業の表彰、生物多様性アクション大賞の各部門賞取組や生物多様性に関する活動の紹介等を行った。また、UNDB-J中間評価とロードマップの報告を行い、企業・NPO・地方自治体・国のそれぞれの立場で、愛知目標の達成に向けて「これから私たちがすべきこと」をテーマにパネルディスカッションを実施したという。