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 東京都、2016年度大気汚染状況の測定結果を公表

発表日:2017.08.07


  東京都は、2016(平成28)年度の大気汚染状況の測定結果を公表した。都及び八王子市では、都内の大気汚染の状況を把握するため、大気汚染防止法に基づき、住宅地域等や道路沿道に設置された測定局で大気汚染状況の常時監視を行っている。2016年度の環境基準の達成状況は、以下のとおり。1)二酸化窒素は自排局の1局を除き達成。2)浮遊粒子状物質はすべての測定局で達成。3)微小粒子状物質(PM2.5)は、一般局の47局中46局、自排局の35局中30局で達成。4)光化学オキシダントは、すべての測定局で未達成。5)二酸化硫黄・一酸化炭素は、昭和63年度以降、すべての測定局で達成(200年度の三宅島噴火による影響を除く)。6)ベンゼン・トリクロロエチレン・テトラクロロエチレン及びジクロロメタンは、2004年度以降13年連続ですべての測定局で達成。都では、自動車排出ガス対策や、PM2.5や光化学オキシダントの原因となる揮発性有機化合物(VOC)、窒素酸化物(NOx)等の排出削減対策に、引き続き取り組んでいくという。

情報源 東京都 報道発表資料
機関 東京都
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード 大気汚染 | 東京都 | VOC | 自動車排出ガス | 浮遊粒子状物質 | 光化学オキシダント | PM2.5 | 常時監視 | 大気汚染防止法 | 有害大気汚染物質
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