旭化成(株)は、滋賀大学と共同で、教育現場におけるCO2濃度と温熱環境の可視化による、教室内環境の最適化の構築に向けた実証実験を開始したことを発表した。旭化成のマーケティング&イノベーション本部は「市場創造型ビジネスの創出による新たな社会価値の提供」をビジョンとして掲げ、事業化プロジェクトを進めており、その取組の1つとして、環境センシングプロジェクト(設立:2020年1月)では、連続環境モニタリングシステムを用いた旭化成内外の施設における環境の可視化、およびそのデータの活用による事業化の加速を目指している。一方、滋賀大学は、環境の変化が人体へ明らかにするための研究を進めている。今回の実証は、連続モニタリングシステムの活用により教室内のモニタリングをし、教育現場における教室内環境を可視化、得られたデータの活用により「質の高い教育」の実現を目指すもの。旭化成は、教室内環境を最適化するシステムの開発や教室でモニタリングすべき追加項目の検討を進めつつ、将来の商用化を視野に入れるという。