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 環境省、環境産業の市場規模・雇用規模等に関する報告書(令和元年度)を公表

発表日:2020.07.20


  環境省は、令和元年度「環境産業の市場規模・雇用規模等に関する報告書」を公表した。環境産業とは、環境負荷を低減させ、資源循環による持続可能な社会を実現させる製品・サービスを提供する産業のことで、1)環境汚染防止、2)地球温暖化対策、3)廃棄物処理・資源有効利用、4)自然環境保全に分けられる。今回の報告書は、環境産業の市場規模・雇用規模等の推計結果をまとめたもの。2018年版の推計結果によると、環境産業の市場規模は2018年に約105兆3,203億円(前年比約3.1%増)、雇用規模は2018年に約260.9万人(前年比0.97%増)となった。いずれも過去最大で、2000年との比較では市場規模は約1.8倍、雇用規模は約1.45倍となる。また、輸出額は約16.9兆円、輸入額は約3.9兆円となった。さらに、環境産業の付加価値額の推移は、市場規模の推移と概ね同じ傾向にあり、2018年に全体で約44.0兆円と過去最大になったという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 廃棄物処理 | 環境省 | 環境産業 | 自然環境保全 | 地球温暖化対策 | 環境汚染防止 | 資源有効利用 | 市場規模 | 雇用規模 | 付加価値額
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