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 環境産業の市場規模・雇用規模に関する報告書(2020年推計) 環境省が公表

発表日:2022.06.24


  環境省は、2020年度の推計結果をまとめた「環境産業の市場規模・雇用規模等に関する報告書」を公表した。同省では毎年、環境産業の市場規模・雇用規模等の推計結果をまとめた同報告書を公表している。国内の環境産業の市場規模推計は、104兆4,360億円(前年比5.5%減)となった。市場規模は、2000年と比べて約1.8倍になっている。全産業に占める環境産業の市場規模の割合は、2000年の6.1%から2020年には10.7%まで上昇した。国内の環境産業の雇用規模推計は、約252.1万人(前年比5.8%減)となった。2000年と比較して約1.4倍の規模となっている。環境産業の輸出額推定は約17.0兆円(前年比12.8%減)、輸入額推定は約5.0兆円(前年比4.7%減)。また、国内の市場規模は、2050年にかけ上昇傾向を続け、約124.4兆円まで成長すると推計された。2050年の市場の構成比率は、「地球温暖化対策(B分野)」が42.9%と最も多く、「廃棄物処理・資源有効利用(C分野)」がその後に続く結果となったという。(注:この推計は既存産業の変化のみを対象としており、新たな産業の創出は考慮されていない。今後、新産業の創出等により環境産業市場がこの推計を上回る成長を遂げる可能性がある。)

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 廃棄物処理 | 環境ビジネス | 環境産業 | 地球温暖化対策 | 資源有効利用 | 市場規模 | 雇用規模 | 輸出額 | 輸入額 | 環境産業市場
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