環境省は、(仮称)青山高原風力発電所リプレース事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を、経済産業大臣に提出したと発表した。同事業は、(株)青山高原ウインドファームが、三重県津市及び伊賀市において、稼働中である「青山高原風力発電所」の風力発電設備20基を全て撤去し、最大で総出力15,000kWの風力発電設備最大7基に建て替えるもの。環境大臣意見では、既設の風力発電設備の稼働による影響等の確認を含む適切な調査等を行い、1)風力発電設備への衝突事故や移動の阻害等による鳥類への影響を回避又は極力低減すること、2)室生赤目青山国定公園内の重要な景観への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。