環境省は、(仮称)番屋風力発電所更新事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を、経済産業大臣に提出したと発表した。同事業は、(株)鹿児島風力発電研究所が、鹿児島県南さつま市において、稼働中である「番屋風力発電所」の風力発電設備10基を撤去し、最大で出力17,500kWの風力発電設備最大6基に更新するもの。環境大臣意見では、既設の風力発電設備の稼働による影響等の確認を含む適切な調査等を行い、風力発電設備等を住居等から離隔すること等により、騒音及び風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。