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 チャレナジー、垂直型・風力発電機のフィールド実証成果を紹介

発表日:2020.10.01


  風力発電のイノベーションを目指すベンチャー・(株)チャレナジー(本社:東京都墨田区)は、自然条件下で垂直軸型・風力発電機が発電できる最大瞬間風速の記録を更新したと発表した。同社は、合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタルほか3社から資金を調達し、「台風でも発電できる」というコンセプトでCEOが発明した垂直軸型マグナス式・風力発電機の技術を基盤とする研究開発型ベンチャー。2014年10月の設立以降、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成などを活用し、海外でもスタートアップ企業として評価実績を積み上げ、フィリピンにおける事業展開なども視野に入れている。沖縄県石垣市内に実証試験機を設置し、2018年からデータ収集、性能向上を目的とした構造変更、制御の最適化などに取り組んでいる。今回、2020年8月に先島諸島に接近した「令和2年台風第4号」通過時の風向風速データを分析したところ、稼働中の風速が30.4 m/sであったことが分かった。設計上の発電可能な上限風速は40 m/sであることから、さらなる性能向上等を追求していくという。

情報源 (株)チャレナジー プレスリリース
機関 (株)チャレナジー
分野 環境総合
キーワード 風力発電 | NEDO | イノベーション | 墨田区 | 石垣市 | スタートアップ | 垂直軸型 | ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル | 研究開発型ベンチャー | 令和2年台風第4号
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