環境省は、鹿児島県で採取された水における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性を発表した(野鳥国内18、19例目)。これは、鹿児島大学が実施した検査において、令和2年12月14日に鹿児島県出水市内の2地域で採取した環境試料(水)2検体を、同年12月18日に同大学が検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出(陽性)された旨の報告を受けたもの。なお、採取地点は、同年11月13、20、27日、12月4、11日に高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された採取場所と同一となる。各検体の採取地点の周辺10km圏内は、同年11月13日及び12月11日に野鳥監視重点区域として指定済みの区域と重なるため、引き続き、野鳥の監視を強化したという。