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 環境省、那覇空港滑走路増設事業に係る報告書に対する環境大臣意見の提出を公表

発表日:2021.08.06


  環境省は、那覇空港滑走路増設事業に係る報告書に対する環境大臣意見を、国土交通大臣に提出したと発表した。同事業は内閣府沖縄総合事務局及び国土交通省大阪航空局が、沖縄県の持続的振興発展への寄与等を目的とし、那覇空港の既設滑走路の西側1,310mの沖において、160.3haの公有水面を埋め立て、2,700mの滑走路を増設するもの。本報告書には、本事業の実施に伴い講じた環境保全措置の経緯、事後調査の結果等の情報が整理されており、本事業者は、環境影響評価手続の趣旨を踏まえ、本事業の実施による周辺環境への影響の回避又は低減を図っている。環境大臣意見では、今後、望まれる事項として、事後調査等の結果の継続的な公表や、那覇空港環境計画の見直しに当たり、2030年度における温室効果ガス削減目標及び2050年カーボンニュートラルと整合した環境計画となるよう検討を進めること、プラスチックごみの発生抑制及び循環利用に配慮すること等を求めるとともに、引き続き、周辺環境に配慮しつつ、那覇空港が沖縄県の持続的振興及び発展に寄与すること等を期待するとしている。なお、本事業は、環境影響評価法(滑走路の新設2,500m以上又は延長後の滑走路2,500m以上かつ延長500m以上を伴う飛行場及びその施設の変更事業を対象とする)に基づき報告書手続を行う初の案件であるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 環境省 | 国土交通省 | カーボンニュートラル | 内閣府 | 環境影響評価法 | 空港 | 那覇市 | 環境大臣意見 | 環境保全措置
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